日本テクノセンターの主催するセミナーにダイテックが講師として登壇します!
グローバル市場で製品を販売する製造業者などは、国際規格に沿って製品安全を達成しなければなりません。テクニカルライティング技術は、国際規格IEC 82079-1:2012が取扱説明書の作成者に求めているテクニカルコミュニケーション技術の一つであり、製品使用者の安全や財産を守り、そして環境を保護するために欠かせないものとなっています。製造物責任法(PL法)における「指示警告上の欠陥」を避けるための技術でもあります。このセミナーでは、すぐにでも使える実践的なテクニカルライティング技術とアプローチ方法を学びます。
タイトル | 国際規格が求めている取扱説明書とテクニカルライティングのポイント 製品安全に関する世界共通のルールと規格、国際規格 IEC 82079.1−2012 対応とリスク低減策、誤解を生まないライティング法 |
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日 程 | 2018年06月22日(金) 10:30 ~ 17:30 |
会 場 | 日本テクノセンター研修室 〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階) |
主 催 | 日本テクノセンター |
内 容 |
1.消費者保護の国際的な流れ ・製品安全に関する世界共通ルール、基本的な知識について (1)消費者の権利提唱 (2)米国でのPL法制定と各国への波及 (3)欧州・製品安全と消費者保護のシステム 2.製品安全と消費者保護の法制度 ・製品安全に関する法律や規格(製品安全の達成方法に関する規定)について (1)PL法の概要(厳格責任、欠陥、損害) (2)米国のPL法の特徴 (3)欧州の法体系異なる国間における標準化推進の考え方 (4)欧州の規制の種類(規則、指令、決定、勧告) (5)欧州・ニューアプローチ指令 (6)CEマーキング (7)欧州・ニューアプローチ指令からNLF(New Legislative Framework)へ 3.リスクアセスメントとリスク低減方策 ・リスクアセスメントとリスク低減方策についての基本について (1)規格/標準の役割 (2)自由貿易の促進 国際規格と国家規格(欧州指令→国際規格→各国規格) (3)国際安全規格の体系 (4)ISO/IEC Guide 51:2014 Safety aspects — Guidelines for their inclusion In standards (5)ISO 12100:2010 Safety of machinery — General principles for design – Risk assessment and risk reduction (6)リスクアセスメント (7)リスク低減方策(3ステップメソッド) 4.使用説明の国際規格 ・製品安全を達成する手段の一つである、使用説明(警告ラベルや取扱説明書など)に関する規格内容の主要部分について (1)使用上の情報(Information for use) (2)シグナルワードの定義(危険、警告、注意) (3)使用説明(instructions for use)とは (4)ISO/IEC Guide 37:2012 Instructions for use of products by consumers (5)IEC 82079-1:2012 Preparation of instructions for use – Structuring, content and Presentation-Part 1: General principles and detailed requirements 5.テクニカルライティング ・国際規格が求めている使用説明を作成する者の必須スキルであるテクニカルライティングの概要 (1)テクニカルライティングとは:演習 (2)誤解を生まないライティングをめざす (3)テクニカルライティングを体験しよう 6.まとめ&質疑応答 |
詳 細 |