社長のきもち 2024年10月
平年より気温は高めに推移していますが、秋晴れの気持ちの良い日も増えてきました。
気温20度前後、湿度50%前後が我々が最も快適に感じる温度と湿度の目安のようですが、今の季節がちょうどその目安の時期にあたります。
空を見上げると空の景色も衣替えを始め、秋を代表する鱗(うろこ)雲を見ることも多くなりました。昼間との気温差も大きくなりこの時期らしい季節へと移っています。
行楽に出かけるのも、スポーツを楽しむのにもいい季節ですね。これからしばらくは秋の季節を満喫できそうです。
10月上旬に京都リサーチパークで行われた「TCシンポジウム2024(一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会主催)」の会場内で、今年度のマニュアルの最優秀を選ぶ「マニュアルオブザイヤー2024」の発表がありました。
当社が制作したマニュアルが最終選考にノミネートされていました。結果は残念ながら次点となり同賞を獲得することはできませんでした。ただ、多数の応募マニュアルの中から最終選考にノミネートされたこと自体、非常に価値があることだと思います。制作に携わった社員の皆さんに賛辞を贈りたいと思います。
来年4月に入社される学生の方の内定式を先日行いました。
今回は3名の方に内定証書を手渡しました。皆さん大学での学生生活を送っている中で今回内定式に臨まれ、緊張した面持ちだったように感じましたが、その後の懇談では皆さんの緊張も解れ、個性豊かな3名の皆さんから、いろいろな話を聞くことができました。来年4月の入社式で再会するのを楽しみにしています。
10月1日は「日本酒の日」として知られています。1978年に日本酒造組合中央会がこの日を「日本酒の日」として定めました。十二支の10番目に当たる10月は「酉(トリ)」と読まれますが、元来「壷」の形を表す象形文字で、酒を意味していることや、新米を収穫し、酒蔵が酒づくりを始める時期が10月であることがその由来となっています。
10月頃から仕込んだ新酒が出始めるのはその年の12月頃になり、10月は新酒を楽しむ時期ではないのですが、春先に絞ったお酒を夏の間熟成させて秋に出荷する「ひやおろし」が楽しめる時期になります。熟成の旨味と丸みあるまろやかな味わいが魅力となっています。10月は各地で日本酒のイベント「酒まつり」が開かれ、大勢の日本酒ファンで賑わっています。
先日は山口市で行われた「湯田温泉酒まつり」に出かけてきました。山口県内に21ある酒蔵の日本酒を楽しめるイベントで、当日は来られた方が思い思いの日本酒を楽しんでいました。年配者だけでなく、若い方がたくさん会場に来られていたのが印象的でした。お酒の種類が多様化し、日本酒以外の需要が増えたことで日本酒離れが進んできましたが、日本酒ファンの一人として、こうしたイベントが盛況になっているのは嬉しいですね。海外では日本酒の人気は年々高まっているようです。日本が誇れる日本酒造りとその文化がこれからも続いていくことを願っていきたいと思います。