社長のきもち 2024年11月
朝の気温が10度を下回り始め、寒さを感じる季節になりました。
出張で川崎市に行きましたが、当日の最高気温は昼間でも8度くらいしかなく、コートを羽織っていても底冷えするような一日でした。来週から師走に入ります。直近の天気予報によれば最高気温は若干高めの予想ですが、朝晩の冷え込みは強くなり、この時期らしい天候になる見込みです。短い秋が終わり、冬の季節が始まります。
今年は10月以降も気温の高い日が続いた影響で、紅葉の色づきも例年より遅めになったようですが、11月後半は寒暖差も大きくなり、西日本各地で紅葉が見頃の季節になりました。先日訪れた山口県周南市鹿野にある漢陽寺でも鮮やかな紅葉を鑑賞することができました。つかの間の秋を感じる一日となりました。
アメリカのMLBでは今シーズンのMVPが発表され、ドジャースの大谷翔平選手がナ・リーグのMVPに満票で選ばれました。MLBで初めてホームラン50本と50盗塁の「50-50」を達成した大谷選手は、2年連続3回目の受賞で、DH(指名打者)に専念した選手としては初めての受賞となりました。両リーグでのMVP受賞は史上2人目となり、まさに歴史的快挙となりました。
開幕直後には信頼していた元通訳の横領事件が発覚し、精神的な打撃を受けた中でシーズンをスタートしましたが、新しいチームでも実力を徐々に発揮し、リードオフマンとしてチームをリーグ優勝、ワールドシリーズ優勝へ導きました。
今シーズンは昨年行ったひじの手術の影響で打者に専念することになりましたが、その中でどうチームに貢献するかを常に考えてプレーしていたように思います。DHのため守備に就かない大谷選手は、今シーズンは打撃と足(盗塁)でチームに貢献することを目指しました。MLB全体で2位の59盗塁数がそれを物語っているように思います。
大谷選手はホームランでは飛距離140メートル以上の大ホームランを打ち、投手では時速160kmを超える豪送球を投げる選手ですが、誰よりも遠くへ打ちたい、誰よりも速く投げたい、そして誰よりも速く走りたいという向上心に満ち溢れた選手のように思います。30歳になっても野球が大好きな少年のようにひたむきに野球に取り組んでいる姿とその躍動感に感動しますね。
チームでの自分の役割を理解し、チームのために何ができるかを行動で示すことは、野球に限らず、他の団体スポーツや会社においてもとても重要なことのように思います。大谷選手から学んだことが多かったこの1年でした。
今月16日は広島市の広島広域公園で行われた「第7回ひろしま42.195kmリレーマラソン」に職場仲間チーム部門で出場してきました。
ダイテックからは私を含め9名で参加し、制限時間の4時間内(結果は3時間32分でした)で完走することができました。参加152チーム中の97位という結果でしたが、心配されていた雨の影響もなく、最後まで気持ちよく走れた大会でした。
リレーマラソンに参加していつも感じることは、次の走者に少しでも早くタスキを渡したいという気持ちが各走者のいつも以上の力に繋がっていることだと思います。達成感をみんなで共有できることもリレーマラソンの魅力ですね。これからもできるだけ参加をしていきたいと思います。