社長のきもち 2024年7月
秋田県や山形県では梅雨前線の影響で記録的な大雨が続いています。気象庁の発表によると、しばらく前線が停滞し、東北・北陸の梅雨明けは8月に持ち越しになるとのことです。
一方梅雨明けをした各地ではハイペースで気温が上昇しています。午前中で最高気温が35℃以上の猛暑日になる所が続出しています。このあとも猛暑日が続く見込みで、最高気温が40℃に迫る危険な暑さになる所もある見込みです。
一日中高温の空気に包まれ、日本列島じゅうに熱がこもっている感じがします。そのせいか積乱雲が突然発達し、あちらこちらで大気の状態が不安定になって激しい雨や雷雨が発生しています。熱中症への警戒と天気の急変に注意が必要な日がしばらく続きそうです。暑さも厳しい中ですが、近くの海浜公園では海水浴を楽しむ家族連れの姿を多く見掛けました。夏はこれから本番を迎えます。
第33回夏季オリンピックがパリで始まりました。
前回の東京オリンピックが新型コロナの影響で2021年に開催されたこともあり、今回のオリンピックが比較的早くやって来た印象です。東京オリンピックで活躍した選手がその勢いで今回も活躍するのか、それとも新星が現れ世代交代を進めて行くのか興味が尽きません。現地時間の19時から始まった開会式は、パリと日本は時差が7時間あることから日本では深夜2時からの放送になりました。さすがにリアルタイムで開会式の様子を観ることは断念し、録画して観ることにしました。
屋外で初めて行われた今回の開会式は、途中から雨も強くなり運営スタッフの方も苦労をされたようですが、様々な演出に感動を覚えました。今回参加した205の国と地域の選手と関係者が、大小の観光船に分かれてセーヌ川を進みながら登場するシーンは特に印象的でした。それにしてもこれだけの数の観光船を準備するのも大変だったと思いますが、船のデッキ上に600人を超える大選手団を乗せて進む大型観光船があることに驚かされました。
これから8月11日まで毎日いろいろな競技で熱戦が繰り広げられます。日本選手の活躍ももちろんですが、世界のトップレベルの選手のパフォーマンスを観るのを楽しみにしています。今回のパリオリンピックには広島から参加している企業の製品があります。広島市に本社を置く企業『モルテン』は、バスケットボールとハンドボールの公式球を、同じく広島市に本社を置く『ミカサ』は、バレーボール・ビーチバレーボール・水球の公式球を提供しています。日本製品の信頼の高さが世界のスポーツを支えています。