2025.01.28 社長

社長のきもち 2025年1月

1月は大陸からの寒波の張り出しが強く、全国的に寒い日が続いています。

特に西日本では例年に比べ気温の低い日が多く、真冬らしい気候になっています。この先2月初旬までは全国的に寒気の入り込みは続きそうですが、春に向かってゆっくりと季節は動いていく予想です。

 

気になるのは既に飛び始めている花粉の今後の飛散予想です。日本気象協会の発表によれば、2月中旬から本格的な花粉シーズンが始まり、広い範囲で例年より多く飛散する見込みです。

特に四国地方、近畿地方、東海地方では、例年の2倍以上の場所もあるとの予想になっています。しっかりと対策をしていきたいですね。

 

 

 

今年は十二支の巳年(みどし)にあたり、巳はヘビを意味します。

ヘビは古来からいろいろな意味を持つ生き物として象徴されてきました。特に金運や繁栄をもたらす縁起物として広く知られています。

 

インドでは白蛇が金運の神である弁財天の化身とされており、日本では、巳年の巳(み)と実(み)の語呂合わせから「実り(収入)」を連想させる縁起物として親しまれてきました。また、ヘビが脱皮を繰り返して生きていることから、生命力や再生力、進化の象徴とされてきました。「新しく産まれてくる」や「子孫繁栄」の意味として知られています。

 

今年はこの縁起物であるヘビの御利益を受けたいとの思いから、地元岩国市の「白蛇(しろへび)神社」には、元旦から多くの参拝者が訪れていました。

この白蛇神社は、白蛇の保護と古くからの信仰に基づいて創建された神社で、SNSなどを通じてパワースポットとして全国に知られるようになりました。
神社の隣には白蛇の飼育場が併設されており、白蛇を自由に観覧することができます。

 

白蛇はアオダイショウの白色変種で、岩国市の限られた場所で生息しています。世界的に見ても貴重な種類のようで、国の天然記念物にも指定されています。
10月から3月は冬眠期間中で、飼育場では見られない日が多いのですが、隣接する白蛇資料館では、館内に居る白蛇を観ることができます。巳年の今年、一見の価値があるかもしれませんね。

 

巳年の今年、「実」の多い年にしていきたいと思います。