2022.11.01 社長

社長のきもち 2022年10月

気持ちの良い秋晴れの日が続いています。一日の気温差も大きくなり、これから紅葉の季節へと進んでいきます。今年もコロナ禍で迎える紅葉の季節になりそうですが、外国人旅行者の入国制限も緩和され、各地の紅葉の名所へは今年は多くの人が訪れそうです。

 

最近の急激な円安はあらゆるところに影響をもたらしています。多くを輸入に頼っている日本では原油や天然ガスなどのエネルギー資源をはじめ、食料品の原材料となる小麦やとうもろこしなども高騰し、身近な生活品の値上がりが続いています。さらに慢性的な人材不足により、人件費の増加も製品の価格の上昇に影響を与えています。

電気やガス、ガソリン代などの高騰ついては、政府が先日発表した総合経済対策の中で、標準的な家庭で来年1月から9月までの総額で一世帯あたり4万5000円程度(1か月平均で約5000円)の負担軽減策を導入するとしています。これから冬に向かい暖房器具を使うことが増える中、電気代・灯油代・ガス代への補助は家計には助かりそうです。

 

一方ヨーロッパ諸国では、ロシアのウクライナ侵攻に伴う経済制裁の影響で、最大調達国だったロシアからの天然ガスの供給が事実上ストップし、他国からの高コストの原油や天然ガスの調達を余儀なくされ、これまで安価に供給できていた電気やガスが一変し、これらの価格上昇が深刻な社会問題になっています。

イギリスでは10月から電気・ガス料金が80%値上げされ、1カ月の電気料金は192ポンド(3万1000円ほど)で、日本の東京電力の標準世帯の価格の3倍になっているとのことです。ウクライナとロシアの紛争が平和的な解決によって一刻も早く収まり、エネルギーの供給問題も早期に解決することを望むばかりです。

 

 

今月は宇部市で行われた進出調印式や来年4月に入社される内定者を対象にした内定式に出席し、慌ただしい1か月となりました。

 

宇部市への新規事業所開設では、今後ますます必要とされる開発力の強化やデジタル人材の育成強化に取り組んでいくことにしています。 学生たちを対象にしたインターンシップも積極的に行っていく予定です。今回の宇部市への進出については、大興グループをはじめ、宇部市と山口県の双方から大きな期待が寄せられています。その期待にしっかりと応えていきたいと思っています。

 

今年度の内定式は、東日本在住の内定者の方は東京で、西日本在住の内定者の方は広島でそれぞれ行いました。各3名の合計6名の内定者の方に内定証書を手渡し、その後記念撮影を行いました。

内定者の方々も少し緊張した面持ちで我々と接していましたが、その後の歓談では自分の意見をしっかり持っている方が多い印象を持ちました。みなさんそれぞれの個性を生かし、新しい風を今後ダイテックに吹き込んでほしいと思っています。来年4月の入社が楽しみです。

 

 

 

新型コロナへの向き合い方が変わりつつある中、感染対策を講じた上で、各地でさまざま地域イベントやスポーツイベントが開催されるようになりました。まだまだ感染に対して油断ができない状況は続いていますが、人の賑わいや活気が戻りつつある光景を各地で見ると、明るい気持ちになります。

 

地元の海浜公園でも3年間中止となっていた秋まつりのイベントが久しぶりに開催されました。砂浜では特設プールが設けられ、魚のつかみ取りのイベントなども行われていました。出店の前には多くの人が並び、にぎやかな光景が広がっていました。これからはロードレースなどのランニングイベントも時期を迎えます。しっかり練習を積んでまた近隣の大会に出てみたいと思っています。