2022.12.27 社長

社長のきもち 2022年12月

今年も残り数日となり、新たな年をもうすぐ迎えようとしています。

 

 

今年1年を振り返ると、2月にロシアがウクライナ侵攻を開始し、これをきっかけに国際情勢が大きく変化しました。ロシアからの天然ガスに頼っていた欧州諸国では、ロシアからの天然ガスの供給停止により他国からの調達を余儀なくされ、世界中で天然ガスの調達コストが高騰し、日本でもその余波を被り、電気・ガス代が上昇しています。また世界最大の小麦の輸出国だったウクライナから小麦の輸出が滞り、 世界中で穀物価格が上昇し、小麦を原料とする食品が軒並み値上がりしています。

 

こうした中、日本でも天然ガスの輸入に頼らない一つの策として原子力発電所の再稼働がクローズアップされ、原子力規制委員会の安全審査で認められた原子力発電所の再稼働が予定されています。またミサイルなど攻撃などの脅威が高まっているとして、防衛力の強化を目的とした予算の大幅な上積みが政府方針として打ち出されています。我々が望んでいない様々な動きや施策が国内外で起きているこの1年だったと思います。

 

来年こそは平和的解決によって戦争が収束し、世界が落ち着きを取り戻すことを望んでいます。

 

 

 

新型コロナの感染の広がりは、3年近く経った現在でも続いており、ウイルスの終息の時期が未だ見えない状況にあります。感染対策には留意しながらも、新型コロナと向き合いながら新たな取り組みとして、来年2023年は「チャレンジを後押しするための仕組み作り」に取り組んでいきたいと思っています。

ダイテックの設立当時を振り返ると、機械設計会社からマニュアル制作部門が独立してできた社内ベンチャー企業でした。ベンチャー魂を持っていろいろな業務やプロジェクトに果敢にチャレンジして来たことが今のダイテックの源流となっています。今までも、そしてこれからも、その思いを持って果敢にチャレンジしていく企業風土を大事にしていきたいと思います。

 

 

 

今年最後のブログの執筆となりました。今年は「静から動へ」をキーワードに年初から取り組んできました。来年も引き続き 「静から動へ」をキーワードに取り組んでいきたいと思います。兎年の2023年は飛び跳ねる年になるといいですね。