2025.05.28 社長

社長のきもち 2025年5月

日の入りの時刻が日を追うごとに遅くなり、18時を過ぎても昼間の明るさを感じる日が多くなりました。東京先日の日の入り時刻は18時47分でしたが、これから6月21日の夏至の日に向けて日の入り時刻は徐々に延びていきそうです。

 

気になる梅雨入りの時期ですが、日本気象協会の発表によれば、九州北部、中国、四国、近畿、東海、関東甲信の各地域は、平年並みの「6月上旬」に梅雨入りとの予想になっています。昨年は各地で梅雨入りが遅く、関東甲信地方では6月21日、中国地方では6月20日でしたが、5月・6月とも雨が例年より少なく、気温の高い暑い初夏の日が続きました。これから熱中症にも注意が必要な時期、暑さ対策はしっかりとしておきたいですね。

 

 

 

米の販売価格の高騰が続いています。昨年まで5㎏あたり2,000円前後で店頭に並んでいたお米が、現在は4,000円を超える価格で販売されています。政府も備蓄米を卸業者に通さず販売業者へ随意契約する方法で価格の引き下げに動き始めましたが、その効果は限定的になりそうです。

 

高騰の背景にはさまざまな要因があるようですが、買い占めなどによる一時的な要因を除くと、長年に渡る政府の減反政策、気候変動(猛暑)や自然災害(大雨被害)の頻発、そして農業従事者の高齢化による労働力不足が生産に大きな影響を及ぼしていることが根本的な要因となっているようです。

 

人口の減少や食生活の変化により国内での米の需要は減少が続いていますが、一方で、インバウンド需要による国内の外食産業での需要は急増しています。また、日本食への関心の高まりによる海外での日本産の米の需要は、近年拡大傾向にあることから、日本産の米の輸出は増え続けています。

 

主食である米が安定供給され、安定した価格で購入できることが当たり前のよう我々は感じていましたが、今回の高騰が今年だけの一過性にならないことも予測され、減反政策の見直しや農業従事者の中長期的な育成など、安定した生産量を確保する国の施策が必要な時期に来ています。いつでも安定した価格で購入でき、安心してお米が食べられる日常を願うばかりです。

 

 

 

5月21日から3日間インテックス大阪で開催された「業務改革 DX EXPO(2025年春展)」に出展しました。

今回は先月東京で出展した【AIトリセツ】【AIトリセツ+スマートグラス】のAIソリューションに加え、業務標準化や技術伝承のソリューションとして【行動コンパス】を出展しました。

 

【行動コンパス】については今回が初出展となりました。
連日多くの来訪者の方に立ち寄っていただき、当社が取り組んでいるソリューションについて説明を行うことができました。また自社が抱える課題を直接聞かせていただいく中で、我々にとっても多くの気付きをいただくことができました。

 

たくさんの声を参考に、我々のソリューションも今後ブラッシュアップしながら、我々に期待を寄せていただいているお客様に価値ある商品とサービスを提供していきたいと思います。