2021.01.04 社長

社長のきもち 2021年1月

北日本・東日本では元旦の天候が芳しくなく、初日の出に恵まれなかった地域が多かったようですが、西日本では昨年に続き、まずまずの初日の出を見ることができました。気持ちも新たにこの一年いろいろなことに取り組んでいきたいと思います。

昨年から感染者の発生が続く新型コロナは、その終息が見えず、我々の不安な気持ちがなかなか払拭できない状況です。そんな中、日本でもワクチン接種が2月末ごろから始まり、5月以降多くの国民で接種が可能になる見込みです。ワクチンの安全性が気になるところですが、このワクチン接種を契機に、事態が良い方向に動くことを期待しています。

 

さて世界的な半導体不足の影響により、ある自動車メーカーが2日間操業を停止したとのニュースがありました。近年の自動車には、従来のエンジン制御や空調制御などに加え、衝突防止装置に代表される車両制御システムに使用する半導体(マイコン)が増えており、中級グレード以上の車種には50個以上の半導体が使用されているとのことです。まさに自動車もコンピュータ管理されている「動く製品」ということになります。この半導体不足の背景には、コロナ禍で冷え込んでいた自動車市場が米中の二国を中心に想定以上のペースで回復していることに加え、第5世代(5G)通信網整備推進による半導体需要の高まり、新型コロナ拡大に伴うテレワーク推進でパソコン需要が大きく拡大したことなどがあるようです。そしてこの世界的な半導体需要不足が半導体工場の増産につながり、半導体製造装置メーカーは、出荷台数の増加(繁忙期)につながっています。これからも半導体は、いろいろな産業に欠かせない部品としてますますその重要性が高まりそうです。

稽古初めの1月、自宅近くの海浜公園では、空手を習っている小学生・中学生たちが元気よく寒稽古に打ち込んでいました。

この日は快晴で天気は良かったものの、気温は10度に届かず、鍛えていなければ寒くて入水をためらうところですが、師範の指導の下、父母に見守られながら、冬の海での寒稽古にもチャレンジしていました。寒さに負けず鍛錬している姿に元気をもらいました 私も寒さに負けずと、早速ランニングの練習に向かいましたが、今年も自己ベスト目指してチャレンジしていきたいと思います。