2026.01.30 社長

社長のきもち 2026年1月

2026年(令和8年)の新しい年がスタートしました。今年の干支は「丙午(ひのえうま)」にあたり、「午」は「馬」に通じています。天馬という言葉があるように、馬は古来より神の乗り物として神聖視され、また農耕生活に密接な動物として親しまれてきました。馬を神社に奉納する習慣が転じて、絵馬に願い事を書いて奉納する習慣が生まれたとされています。丙午の年はパワーがみなぎり、金運や商運が高まる年と言われています。その勢いを会社の事業拡大にもつなげていきたいと思います。

 

 

 

昨年2025年の訪日外国人客数(インバウンド)は、前年比15.8%増の約4,268万人を記録し、2年連続で過去最高を更新しました。4,000万人を初めて突破し、訪日消費額も前年比16.4%増の9兆4,559億円(速報値)となり、インバウンド消費も過去最高を更新しました。

 

国別の訪日者数は、1位:韓国、2位:中国、3位:台湾、4位:米国、5位:香港となっています。韓国が900万人を超え、オーストラリアは初めて100万人を突破しました。広島市の平和記念資料館(原爆資料館)でも、被爆80年という節目や不安定な国際情勢(ウクライナ、中東)に伴う平和・安全への関心の高まりを受け、外国人来館者数も過去最高となりました。

 

京都をはじめ人気観光地ではオーバーツーリズムが社会問題としてクローズアップされていますが、特定都市への集中を緩和しつつ、地方への誘客と持続可能な観光に向けた新たな政策と全国に広げる構造改革が求められています。この課題に応える目的で、JR東日本と日本航空(JAL)が業務提携し、鉄道と航空チケットを一体化した旅行商品を共同開発する動きが始まりました。

 

具体的には第1弾として、北海道南部と北東北を一体のエリアとした旅行商品を開発し、行き帰りの交通手段を空路か新幹線のどちらかを選べるようにするなど、チケットの一体化を視野に入れた協議が始まっています。旅客輸送の分野でライバル関係にあった航空と鉄道会社が手を組むことにより、インバウンド客向けの利便性を高め、地方への誘致につなげていくことが期待されます。

 

 

 

今月は強い寒波の影響により、北陸や北日本を中心に大雪の状況が続いています。20日以降の数日で、東北・北陸の山沿いでは72時間で1メートルを超える降雪を記録し、「顕著な大雪に関する気象情報」が石川県、滋賀県、福井県などで相次いで発表されました。また北海道では、発達した雪雲が流れ込み、24時間に降った降雪量は、札幌で1月としては統計開始以来最も多い54センチとなり、合計積雪量が101センチを記録し、21年ぶりの大雪となりました。

 

この大雪の影響で、新千歳空港を結ぶJR線がほぼ運休となっているほか、新千歳空港と札幌中心部を結ぶ空港連絡バスも始発から全て運休となっており、空港への交通手段に大きな影響が出ています。

今月は大陸からの寒波の張り出しが強く、全国的に気温の低い寒い日が続きました。降雪の多い地域では平年よりも積雪量が多く、西日本では例年よりも降水量の少ない状況が続いています。

 

地球温暖化の影響により、日本では長期的な総降雪量は減少傾向のようですが、日本海側を中心に、一度に極端な積雪をもたらす「ドカ雪」現象が増加しています。海面水温上昇により水蒸気が増え、寒気が入った際に雪雲が発達しやすいことがその要因になっています。今回の大雪も水分量の多い湿雪が中心となっている地域が多く、地球温暖化が降雪にも影響を及ぼしているようです。

 

私の住んでいる瀬戸内海側では、元旦は晴天に恵まれ、すがすがしい初日の出を今年も拝むことができました。今年1年の平穏無事を祈って多くの人が手を合わせ、思いを初日に込めていたように思います。

海外では未だ戦争や紛争が続いている国々があります。また、国際協調とは逆行する自国ファースト主義を唱える指導者への批判も高まっています。安全で平和な国際社会の実現に向けて世界の各国が手を取り合うことを切に願っています。