コミュニケーションデザイン技術を培ってきた「マニュアル制作」の流れを紹介します。
お客様のご希望をお聞きして、ダイテックがお手伝いできることをご提案します。どんなマニュアルをどんな層の人たちに提供するか、マニュアルの方向性を確認します。納期や予算、制作メディア、形態、使用言語、品質面の条件なども確認します。
対象となる製品の情報を集めます。製品の詳細は、開発者の方や技術者の方に直接取材します。(仕様書・図面・写真の収集・メーカー技術者、開発者への取材、関連製品や類似製品のモニタリングなど)
ライター、イラストレータなどの制作スタッフを決定します。ダイテックには、製品に精通したテクニカルライター、イラストレータ、DTPオペレータ、翻訳者がそろっています。
打合わせ、企画段階で決定された方針に従い、情報を整理して原稿を書きます。テクニカルライティング技術が、ここで発揮されます。
テクニカルイラストの指示、言語展開がある場合は、翻訳の指示、版下作成の指示をします。ライター(原稿作成者)がいくつかの役割を兼ねる場合もあります。
ライターから提供される原稿に基づき、 出力用のデータを新規に作成したり修正したりします。
ライターから提供される図面や写真などの指示書に基づき、原稿に沿ったテクニカルイラストを作成します。
製品知識、専門用語など幅広い分野をカバーした、技術翻訳・リライトをします。
企画段階で決定されたマニュアルのレイアウトフォーマットに従い、パソコンを使って原稿をレイアウトして版下を作成します。この一連の作業はDTP(Desktop publishing)と呼ばれます。
原稿と校正刷りを引き合わせ、校正紙が原稿どおりに仕上がっているかどうかを確認します。※お客さま各部門や関係先のチェックをすべてフォローして、レイアウトの精度を上げます。何度かの校正作業を繰り返し、印刷可能な状態に仕上げたら「校了」です。
出力用データの完成です。
印刷・製本の手配をします。
マニュアル本、データマニュアル(CD-ROM)、データマニュアル(WEB)の完成。
納品の形態には、データ納品、フィルム納品、印刷物納品などがあります。
改善点は常にピックアップしておき、改訂に備えます。改訂ごとの履歴管理を確実に行います。