2022.11.28 社長

社長のきもち 2022年11月

例年に比べ気温の高い日が続いています。この暖かさで紅葉の見頃が例年よりも遅かった所が多かったようですが、晩秋らしい紅葉の風景が各地で広がっています。

地元岩国市の紅葉の名所でも色のコントラストが鮮やかな紅葉の風景に、訪れた人たちが足を止めて写真を撮っていました。紅葉を眺めていると、四季の移ろいを感じさせてくれると同時に、心が自然に和んできます。いつの時代も我々を楽しませてくれる自然の素晴らしさに感謝です。

11月21日から4年に一度のサッカーのワールドカップ(カタール大会)が始まり、世界中のサッカーファンが熱狂しています。国際サッカー連盟(FIFA)には209カ国・地域のサッカー連盟が加盟しており、各国でサッカーが国民的なスポーツになっていることから、オリンピックをしのぐ盛り上がりを見せています。オリンピックでは、選手層の厚いアメリカ合衆国や中国・ロシアなどの大国が多くのメダルを獲得していますが、サッカーは、ブラジルやアルゼンチンをはじめとした南米の各国と、ドイツやフランスに代表されるヨーロッパに強豪国が多くひしめきあっています。最近ではアフリカ地域の各国も力をつけてきたことから、オリンピックとは対照的な国同士の戦いが繰り広げられます。

今回の大会では、日本やサウジアラビアといったアジア地域の代表が初戦で強豪国に勝ち、決勝トーナメント進出に向けて白熱した試合が続きそうです。

 

スタジアムで観戦している光景をテレビで観ると、マスクを着用している観客はほとんどおらず、5~6万人を収容するスタジアムでは、以前のように大きな歓声が沸き上がっています。新型コロナ以前のあたりまえの観戦スタイルに戻っていることに、日本との大きなギャップを感じます。新型コロナに対する世界の認識が変わりつつある中、日本でも厚生労働省が季節性インフルエンザ並みの「5類」への引き下げへの検討を始めており、新たな局面が日本でも今後訪れそうです。

 

 

今月は久しぶりに仙台事業所を訪れました。仙台事業所は東日本大震災が起こった2011年の8月に開設し、現在のビルに事業所を移転してから約8年になります。広島から仙台に赴任して業務に当たっている社員の方に加え、地元仙台で入社していただいた社員の方も半数を超え、地域に密着した事業所になってきたと感じています。来年春には、仙台市内の大学を卒業する社員が仙台事業所に配属される予定です。仙台事業所では初めて新卒の社員を迎えることになります。仙台事業所にぜひ新しい風を吹き込んで欲しいと思っています。