2021.05.15 社長

社長のきもち 2021年5月

7月23日の東京オリンピックの開会式まで残り2カ月を切りました。10都道府県に出されている緊急事態宣言は、6月20日まで延長する方向で政府での検討が進んでいる中、開催を危ぶむ声が国内外で強まっています。開催信じトレーニングを積み重ねている出場予定の選手たちは今どんな気持ちなのでしょうか? 感染の不安を払拭することはできない状況ですが、できる限りの感染対策を講じた上で、選手たちが夢の舞台で思い切り競技ができることを信じたいと思います。

 

新型コロナの変異株が増える中、緊急事態宣言が発出されている地域については、各知事が呼びかけている出社率7割削減に会社としても協力体制で臨んでいます。在宅勤務ができる業務については在宅勤務または事業所勤務との併用勤務を進めています。また、インフラ環境等の理由により、事業所での出勤勤務を継続してもらっている社員の皆さんには、時差出勤や公共交通機関以外での出勤に協力をしてもらっている状況です。

昨年4月7日に発出された第1回目の緊急事態宣言から1年以上が経過し、最初は手探りで開始した在宅勤務もその実施期間が1年を超えました。新型コロナの終息がいつになるか未だ見えない現在ですが、事業所勤務を中心としながら、在宅勤務のメリットも生かしたハイブリッド型の勤務スタイルを今後も継続していきたいと考えています。また今後は在宅勤務に合わせたジョブ型的な評価制度の仕組み作りも進めていく予定です。

また、コロナで生まれた新しい勤務スタイルや営業スタイルを今後も進化させ、またこれからますますビジネスのキーワードとなってくるDX(デジタルトランスフォーメーション)の対応強化を推進し、顧客に価値を提供できる事業体制作りを目指していきたいと思います。

 

コロナ禍で各種スポーツイベントも各地で中止になっている状況ですが、5月9日に地元山口県の防府市で開催された10km走のロードレースに参加してきました。ロードレースに出場するのは昨年の2月以来になります。この日は朝から夏を思わせる天候で、スタート時の気温が25度とランナーにとってはハードな大会になりました。さすがに暑さがこたえ、また日頃の練習不足もあり、記録はこれまでと比べると一番遅いタイムでしたが、久々の完走感を味わえた1日でした。大会を主催されたスタッフの方も感染防止のために様々な配慮と準備をされており、出場するランナーもウォームアップからスタート直前までマスク着用など、みんなが感染対策に協力した気持ちの良い大会でした。コロナ禍で大会中止が続いていますが、今年の秋以降はワクチン接種も進み、開催する大会が増えることを個人的には願っています。

 

5月24日から今年4月に入社した5名の新入社員の皆さんが各部署へ配属されました。これから各部署での業務研修と実践を通じてダイテックの新しい戦力として活躍してもらうことを期待しています。そしてこの新入社員の皆さんの成長には先輩社員の皆さんの成長も不可欠です。目標とされる先輩社員になってもらうことを合わせて期待しています。

本格的な梅雨の時期に入り、体調も崩しやすい時期になります。コロナの感染ケアに加え、体調管理に留意して過ごしていきましょう。