2023.04.28 社長

社長のきもち 2023年4月

晴天の日は気温も上がり、初夏の気候を感じる頃になりました。まだまだ安定した晴天は長続きしませんが、これから新緑が鮮やかな気持ちのいい季節へと移っていきます。

4月も終わり頃になると、近郊でも鯉のぼりを揚げている家をよく見かけていましたが、最近はその数がめっきり減ってきているように感じます。これも少子化の影響だと思われますが、季節を感じる風物詩が年々減ってきているのは淋しく感じます。

 

 

今年より当社がSUBARU BRZ GT300のレースカーの企業スポンサーとなり、第1戦が開催された岡山国際サーキットに観戦に行ってきました。スタート時間の午後1時30分時点は青空も見える好天気だったのですが、レース開始15分後くらいから雨が降り始め、その後、雹(ひょう)も降り始め、大雨の中でのレースへと急変しました。その後も天候はなかなか回復せず、雷雨になったことからレース後半の途中で天候不良のため中止となりました。

 

各車とも悪天候に翻弄される中、SUBARU BRZ車も予選22位から16位まで順位を上げたもののレース中盤でコースアウトとなるトラブルが発生。その後自力でレースに復帰しましたが、残念ながら上位に食い込むことはできませんでした。ただその健闘ぶりは次回のレースにつながるように思います。

 

今回初めてレース観戦に参加したのですが、轟音を上げて目の前を高速で走り抜ける各レース車の迫力は想像以上のもので、その魅力を十分に感じた経験でした。第2戦目は静岡県の富士スピードウェイで開催されます。

2023.4.16 岡山国際サーキットにて

 

「ChatGPT(チャットGPT)」の活字を新聞やインターネットの記事で見ない日がないほどまさに ChatGPT の台頭が続いています。このChatGPTなどの急速な「生成型AI」の発展を受け、5月に広島で開かれる主要7カ国首脳会議(G7サミット)で、AIに関するルールの原則や基本的な考え方について議論する考えを政府が示しました。AIに関しては、既存の法制度の適用があいまいな領域が発生し、データの扱いやプライバシーの問題などルールのアップデートに関する課題が生じていると指摘されています。今月29、30日に開かれるG7デジタル・技術相会合での議論を踏まえ、日本は議長国として議論を主導していきたいとしています。まさに国際的な議題になるほどChatGPTの衝撃が続いています。

 

大学では、論文やレポートでのChatGPTの使用ルールの発表があったり、学校現場では、宿題の回答や読書感想文も自動生成することが可能なため、児童生徒の学習状況に悪影響を及ぼす恐れも指摘されています。こうした状況を受け、文部科学省は、学校現場で使用する場合の注意点や活用方法などについて、ガイドラインを作成する方針を先日発表しました。まさにいろいろな分野で活用とルール作りの議論が進む ChatGPT ですが、我々の日々の業務に目を転じた場合、活用は広範囲(全部門)にわたると考えられます。

 

ダイテックでも社内のDXを推進しており、業務の効率化にChatGPTは有効な手段(ツール)になると考えています。今後もその研究と実務での応用に注力していく予定です。デジタル活用の有無(活用の進捗度合い)は、今後の企業の力を測るバロメータになりそうです。